新潟アルビレックスBBはシーホース三河に91-92で競り負け、今季4度目の連敗。4位から5位に後退しホーム連敗は「6」に伸びた。第4クオーター(Q)終盤まで一進一退も、88-88の残り15秒で、三河SG金丸晃輔(30)に逆転の3点シュートを決められた。敗戦の中、SG今村佳太(23)が自己最多タイの26得点と気を吐いた。

年内最後のホーム戦を白星で飾れず、今村の表情は険しかった。「個人的に当たっていても、勝っていないので…」。26得点中7本が3点シュート。その中の6本を後半でマーク。チームメートが今村にボールを集める中、「やってやる」とテンションを上げてリングを狙った。それでも7試合ぶりのホーム勝利には届かなかった。今村は「調子はいい。でも、勝てないのが一番許せない」と口調を強めた。庄司和広監督(45)は「選手はハードに戦ってくれた。試合の形は成り立っている。あとは勝ち切ること」と課題を挙げた。