ミスターハンドボールの宮崎大輔(39)が、東京オリンピック(五輪)への変わらぬ思いを口にした。環境の変化を求めて昨春、日体大に復学した宮崎は、新型コロナウイルスに注意しながらも孤独なトレーニングを継続。サッカーなど他競技の映像を参考に、新たな武器の習得に意欲をみせた。昨年の世界選手権以来遠ざかっている日本代表復帰、そして夢の五輪出場に向けて挑戦を続けていた。
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-トレーニングを続けるのも難しい状況ですね
宮崎 3月中旬に部の活動が中止になりました。大学での自主トレも4月2日までで、今は体育館も使えません。1人で体を動かすことだけ続けています。
-具体的にはどんな練習をしているのですか
宮崎 人がいない早朝5時半から近くの公園を走っていましたが、最近は人が増えて。人がいない場所を探して、感染に注意して走っています。あとは自宅でなわとびなど。午前中はほぼトレーニングです。
-日体大は練習量が多いので有名ですが
宮崎 最初は5キロ走っていたのですが、コロナ太りになって。今は10キロにしています。大学の練習量を維持するのは難しいです。
-午後は自宅ですか
宮崎 外には出ません。家でYouTubeを見たり。自分でも自宅トレをあげていますし、他競技も見ています。サッカーやバスケットボールには、ハンドに生かせる部分も多い。頭の中で新しいプレーを考えています。コート練習ができるようになったら、それをやるのが楽しみです。
-大学の再開は
宮崎 5月4日からオンラインで授業が始まる予定です。日体大は実技が中心なので、オンラインも大変ですよね。課題が多く出たら、それも大変。一応、大学生なので(笑)。
-東京五輪への目標は変わっていませんか
宮崎 もちろん! それがあるからトレーニングを続けている。出場したい気持ちは変わりません。この1年は代表に呼ばれていないので(シグルドソン)監督にアピールするチャンスが増えたという意味で延期はプラスに考えています。今は試合の予定も立たないですが、いつでも試合ができるようにしておきたい。
-来年(6月)は40歳になりますね
宮崎 さすがに、東京五輪は最後のチャンスです。次はないですから。でも、40歳で五輪出場に挑戦できるというのは幸せです。感染に最大限の注意を払いながら、全力で頑張りたいですね。【聞き手=荻島弘一】


