男子プロバスケットボールのBリーグは16日、今季B1京都ハンナリーズでプレーした中村太地(22)が、日本人として初めて韓国バスケットボールリーグ(KBL)に移籍し、原州DBプロミに入団すると発表した。KBLは来季よりアジア人枠(初年度は日本人のみ適用)の導入を決めており、同枠での移籍となる。所属していた京都を通じて中村は、「これから韓国での新しい挑戦が始まりますが、ハンナリーズで経験したことを生かして韓国での活躍がみなさんに伝わるぐらい頑張ります」とコメントした。

190センチ、83キロの長身ガードで、法大1年時より特別指定選手として三河、富山、横浜の各チームでプレー。在学中にバスケ部を退部して京都とプロ契約を結んだ今季は全41試合に出場して260得点(平均6・3得点)を記録。18年ジャカルタ・アジア大会などで日本代表にも選出された。