「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の松元克央(23=セントラルスポーツ)が、東京オリンピック(五輪)で最大のライバルと目されるダナス・ラプシス(リトアニア)に逆転負けを喫した。

松元はスタートから積極的に飛ばして前半の100メートルをトップで折り返し。しかし125メートル付近でラプシスに抜かれて、2位となった。得意のラストスパートをかけたが、追いつくことはできずに1分43秒30で2位。1位ラプシスに1秒12差をつけられた。

松元は19年世界選手権で日本勢初の銀メダルを獲得した。そのレースで、ラプシスはスタートに違反があったために失格となったが、1番手で200メートルを泳ぎ切っていた。東京五輪で金メダルを掲げる「カツオ」にとっては、打ち破らなければいけない相手だ。