瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、2種目で予選をトップ通過した。

200メートルバタフライで1分56秒80、その35分後に200メートル個人メドレーで1分59秒52。ともに全体の1位で、午後の決勝に進んだ。

なお200メートル個人メドレーに出場した萩野公介は2分0秒06で全体の2位で決勝に進出した。

瀬戸にとって、200メートルバタフライは日本記録1分52秒53を持っており、世界選手権で17年銅メダル、19年銀メダルを獲得。東京五輪での出場を狙っている。すでに個人メドレー2種目は代表内定しているが、この種目は4月の日本選手権で代表権がかかっている。

瀬戸は4日に5カ月ぶりの試合として400メートル個人メドレーに出場。女性問題による2カ月半の活動停止からの復帰レースでいきなり優勝した。決勝の入場口では深々と一礼。その理由について「去年の軽率な行動でたくさんの方に迷惑をかけて、おわびの気持ちと泳げる感謝の気持ち」と説明。「申し訳ありませんでした」と謝罪していた。