横浜公演が開幕し、男子の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が出演した。「宿命」を舞い、演技後は以下の通りコメントした。

「シニアになってから初めてのことだらけで。最初は緊張したんですけど、でも氷の上に立ったら楽しかったです」

-演目「宿命」について

「今日のプログラムは1年ぶり。ジュニアのころよりは、うまくなっているかなと思うので『シニアになった鍵山優真の滑り』を見せられたのかな、と思いました。自分はお客さんに伝えることを意識してやったので、それは今回は1回目ですが、できたのかなと思いました」

-アイスショーへの思い

「こういう時期でちょっと気持ちが下がってしまっている部分が、皆さんにもあると思うんですが、つらい状況だからこそ、僕たちにしかできないものもあると思います。少しでも、お客さんが楽しめるようなショーができたらいいなと思います」

-来季に向けて

「(世界選手権後に休みを取り)あとは五輪(22年北京オリンピック)に向けて上っていくだけ。シーズンオフが1番練習できますし、目標に向けてしっかりと練習できる期間。1日1日を大切に過ごしていきたいと思います」

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったが、今回は先月の世界選手権(ストックホルム)に出場したトップ選手たちが集結し、日本のファンに華麗な演技を見せた。横浜公演は25日まで4日間行われる。【木下淳】