秀才軍団の冬が終わった。「公立の雄」長崎北陽台は、国学院栃木に7-17で屈した。

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自陣でのプレーが続くなど攻め手に欠け、スクラムでも押しこまれた。高校日本代表の監督経験もある品川英貴監督(47)は「アタックをもっとやりたかったな、と。やっぱりスクラムでプレッシャーをかけられたことが、守る時間が長くなった原因。力負けです」。14大会ぶりの4強進出を逃した。

毎年東大や京大など、国立大学に数多く輩出する県内屈指の進学校。文武両道で練習時間は限られているが、時間を有効活用してきた。授業の体育は、毎回初めに8分間走が行われる。品川監督は「どうせやるなら追い込んだ方が」と、ラグビー部員には全力でやるように再三、指導してきた。「生徒たちにはよく頑張ったねって言ってあげたい。素晴らしい景色でした」。長崎北陽台は、すがすがしく花園を去った。

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