札幌国際大が、男子4連覇を狙うコンサドーレに競り勝ち、無傷の5連勝を飾った。

2点ビハインドの第7エンド(E)に5-5と追いつき第8、第9Eは連続スチール。王者にプレッシャーをかけ、最終10Eもハウス内にNO.1、NO2ストーンを並べ、さらにガードを複数配置し、相手ミスショットを誘い、3点差をつけ勝ちきった。

上位4チームが勝ち上がる28日のプレーオフ進出に向け、大きな1勝。最後のショットを投げるフォース青木豪(22)は「実力も自信もあったが、取りこぼしはあるので、さすがに5連勝は想像していなかった。とてもいい状態で来ている」と手応えを口にした。

23日の2戦目では昨年準優勝の常呂ジュニアを破っており、これで昨年1位、2位チームを撃破。常呂ジュニア戦ではスイープ中に転倒し、ストーンを動かしてしまうトラブルもあったが、試合の方は快調に白星を並べている。6戦全勝でプレーオフ進出一番乗りを決めたSC軽井沢クとは、予選リーグ最終日の27日に対戦する。青木は「残り3戦。1つ1つ自信をもってショットを決めるだけ」と先を見据えた。