近大が3連勝だ。
前半は互いに粘り強い守備を見せ、近大は2FGを決めて6-0で折り返した。後半に入ると、第3クオーター2分15秒にRB清水大和(4年)がこの日初となるTD(タッチダウン)。同10分0秒にもRB清水悠太(2年)がTDで相手を突き放し、相手オフェンスに好機を与えることもなく、危なげなく勝利した。
「今日は特別緊張しました」。こう話すのはLB西玲太(1年)だ。相手の甲南大には、ずっと背中を追いかけてきた兄・冬惟(3年)がいる。
「小学生の時に兄と一緒に競技を始めて、高校まで同じチームでプレーしてたんです」。兄と相対するのはこの日が初めて。兄弟で戦うという意識があるためか、体がこわばっていた。
兄に声をかけてもらいながら競技をする環境からあえて離れ、今春から初めて“1人の”LBとして練習に励んでいる。結果として1年生ながら、大城健一監督に「能力が高い。うちのエース格です」と言わしめるまでに成長した。
「ソロタックルを決められるようになりたい」。兄を越える選手になる。


