新潟アルビレックスBB(中地区)は12連敗を喫した。同地区の横浜ビー・コルセアーズに67-88で敗れた。前半を34-38で折り返したが、第3クオーター(Q)で50-61と点差を広げられ、押し切られた。要所でのミスが響いた。Cコフィ・コーバーン(23)が自己最多の27得点を挙げるが、チームの得点は前日1戦目の68点にも届かなかった。

自滅だった。流れをつかみかけた場面でことごとくミスを犯した。第3Q、40-40と追いついた後に9連続失点。この間にターンオーバーを4つ記録。12-17の第1Q終了6秒前でも、スローインをカットされ失点した。第2Q、32-36と追い上げた後にもターンオーバーが2つ続いた。ターンオーバーからの失点は30点にのぼった。

コーバーンが1戦目の26得点を上回る27得点。日本デビューから4試合、常に得点を上積みしている。ただ、ほかに2桁をマークしたのは10得点のSG杉本天昇(24)とSG木村圭吾(22)だけ。杉本は「コートを広く使うことを話し合ったが…」。アシストは横浜BCの24に対して11と、思う形を作り切れなかった。

26日から指揮を執るコナー・ヘンリー・アドバイザリーコーチ(59)は「昨日より守備の遂行力は高くなったが、ターンオーバーは増えてしまった。若いチームなので、これからしっかり練習していかなければならない」と話した。連敗脱出へ試行錯誤が続く。