大会連覇を目指す北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレが、“妹分”にあたるLS北見(ロコ・ステラ)から逆転勝ちを収めた。これで1次リーグ6勝1敗とし、プレーオフ進出を決めた。

同点の最終エンドで2点をスチールして勝利をもぎとった。スキップの藤沢五月(31)は「最後まで分からない、見応えのある試合だったと思う」と充実した表情で振り返った。

対戦相手のロコ・ステラは本橋麻里(36)がサードとして、若手に交じってプレー。藤沢は「これまで試合中は、チームメートとして麻里ちゃんの声を聞いていた。対戦相手となっても麻里ちゃんの声はよく聞こえてきて、たくさんコミュニケーション取っているなと。私たちも麻里ちゃんのようにやっていきたいと、あらためて思った」。チーム創設者であり、18年平昌オリンピック(五輪)にも出場した“戦友”をたたえた。

妹分にあたるチームと、日本選手権の大舞台で対戦したのは初めて。藤沢は「ロコ・ステラの子たちは『ロコ・ソラーレみたいになりたい』とよく言ってくれているけれど、私たちとしては超えて欲しいと思っている」と後輩たちにエールを送る。「今後もお互いに刺激し合いながら、いい結果を残したい。また日本選手権や、世界トップの大会に2チームとも出られるようになっていければ」と話した。

【ロコ・ソラーレ-LS北見 ライブ詳細】はこちら>>