リーグワンは22日、都内で「NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23アワード」を開き、初優勝の立役者となったクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)のCTB立川理道主将が、MVPに輝いた。立川は初受賞。記念碑、賞金100万円、副賞としてグランドセイコーの時計も贈られた。「ここに来て、MVPを取ったことを知ったので、本当にびっくりしているんですけど、自分1人だけの力ではなく、皆さんのおかげだし、(東京ベイファンの)オレンジアーミーのおかげ。来季もこの賞をいただけるように成長していきたいと思います」と喜んだ。

立川は20日に行われたプレーオフ決勝で、再逆転のトライをアシスト。2連覇を目指した埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)を倒し、悲願の優勝トロフィーを掲げた。7年間キャプテンを務め、苦しい時も味わった中で、初めてつかんだ頂点。「これ(MVP)に関しては出来すぎと言いますか、選んでもらって感謝しかない。長いシーズンキャプテンをやって、苦しいシーズンもありましたけど、この勝利で間違いないことを証明出来ましたし、来季も勝てるようにしていきたい」とかみしめた。