アジア大会決勝で、バスケットボール女子日本代表(FIBAランク9位)は開催国の強豪中国(同2位)と対戦。98年バンコク大会以来、25年ぶりとなる金メダルを目指したが、72-74と惜敗した。後半戦で巻き返し、残り13・8秒で同点に追いつくも、最後の最後で中国に屈した。それでも過去4大会連続の銅メダルを上回った。

男子代表は先月ワールドカップ(W杯)で来夏のパリ五輪出場権を獲得。21年東京五輪で銀メダルを獲得した女子代表だが、パリ五輪の出場切符はまだ手にしていない。来年2月の世界最終予選(OQT)に向け、今大会で収穫と課題を得て準備を進めていく。


日本7216-26
24-19
11-12
21-17
74中国

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バスケ日本女子25年ぶり金ならず 中国に土壇場追いつくも残り9秒で決勝点許す

女子決勝で中国に敗れた高田(奥右から3人目)ら日本(共同)
女子決勝で中国に敗れた高田(奥右から3人目)ら日本(共同)
抱き合いながら歓喜する中国のセンター李月汝とフォワードのリー・メン(AP)
抱き合いながら歓喜する中国のセンター李月汝とフォワードのリー・メン(AP)
日本対中国 試合後、会場でお辞儀をする日本代表(ロイター)
日本対中国 試合後、会場でお辞儀をする日本代表(ロイター)
女子決勝で中国に敗れた高田(中央)ら日本=杭州(共同)
女子決勝で中国に敗れた高田(中央)ら日本=杭州(共同)
バスケットボール女子で銀メダルを獲得し笑顔の日本=杭州(共同)
バスケットボール女子で銀メダルを獲得し笑顔の日本=杭州(共同)
中国のハン・シュー、日本の東藤と高田(ロイター)
中国のハン・シュー、日本の東藤と高田(ロイター)

試合経過 第1Q

スタメンはセンター<#8>高田真希、シューティングガード<#27>林咲希主将、ポイントガード<#32>宮崎早織、スモールフォワードは<#75>東藤なな子と<#88>赤穂ひまわり。10点差をつけられ、厳しい序盤戦となった。

整列する女子バスケ日本代表(ロイター)
整列する女子バスケ日本代表(ロイター)
試合前、整列する中国選手(ロイター)
試合前、整列する中国選手(ロイター)
握手する日中両選手(ロイター)
握手する日中両選手(ロイター)
試合前、鼓舞し合う中国代表(ロイター)
試合前、鼓舞し合う中国代表(ロイター)
中国のガードとボールを奪いあう宮崎早織(左) (AP)
中国のガードとボールを奪いあう宮崎早織(左) (AP)
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、シュートを決める高田=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、シュートを決める高田=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、攻め込む赤穂=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、攻め込む赤穂=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、シュートを放つ宮崎=杭州(共同
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、シュートを放つ宮崎=杭州(共同
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、シュートを放つオコエ=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第1クオーター、シュートを放つオコエ=杭州(共同)

第2Q

3Pの名手<#31>平下愛佳が途中出場。長身の李月汝のブロックなど高さに苦しむ。点差も広がり、開始3分でチームファウル3つとなった。しかし林&平下の3Pで追い上げると中国にも焦りが見え始め、日本が徐々に差を詰める。オコエもパワフルなプレーでチームを引っ張る。川井麻衣が残り少ない時間で、自ら切り込んで得点。フリースローも決め、5点差で前半戦を終えた。

日本の東藤とオコエが中国のリー・ユアンとリー・ユエルと対戦(ロイター)
日本の東藤とオコエが中国のリー・ユアンとリー・ユエルと対戦(ロイター)
川井麻衣が中国フォワード張と競り合いながらシュート(AP)
川井麻衣が中国フォワード張と競り合いながらシュート(AP)
女子決勝 日本―中国 第2クオーター、ディフェンスするオコエ(左)と宮崎(右)=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第2クオーター、ディフェンスするオコエ(左)と宮崎(右)=杭州(共同)

第3Q

勝負の後半戦、先発メンバーはセンター<#8>高田真希、シューティングガード<#27>林咲希主将、ポイントガード<#32>宮崎早織、スモールフォワードは<#75>東藤なな子と<#88>赤穂ひまわりと、前半と変わらず。4点奪われるも、林がショットクロック時間ギリギリの3点シュートを決め、このQ日本初得点。しかし点差を広げられ、10点差になったところで日本タイムアウト。すると日本が連続得点で立て直しに成功。最終盤で中国の猛攻をしのいで守り抜いた。

日本の川井麻衣が中国のハン・シューと対戦(ロイター)
日本の川井麻衣が中国のハン・シューと対戦(ロイター)
東藤なな子と平下愛佳(ロイター)
東藤なな子と平下愛佳(ロイター)

第4Q

追い上げたいところだが、日本が5分過ぎに、先にチームファウル4つ目を取ってしまう。イヤな流れだったが、直後に東藤が見事な得点&フリースローで3点差に縮めた。さらに赤穂がレイアップを決め、残り4分で63-64と1点差に詰め寄った。タイムアウト直後に日本が5つ目のファウルをしてしまうが川井が得点し、ついに65-65と追いついた。その後、リードを許すも、残り13・8秒で林の3点シュートで72-72に追いつく。しかし残り9秒で勝ち越しを許し、2点差で涙をのんだ。

女子決勝 日本―中国 第4クオーター、シュートを決める赤穂=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第4クオーター、シュートを決める赤穂=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第4クオーター、シュートを放つ東藤=杭州(共同)
女子決勝 日本―中国 第4クオーター、シュートを放つ東藤=杭州(共同)

女子日本代表メンバー

▽ポイントガード(PG)=2人

<#15>本橋菜子(164センチ=東京羽田ヴィッキーズ)

<#32>宮崎早織(167センチ=ENEOSサンフラワーズ)


▽シューティングガード(SG)=4人

<#4>川井麻衣(171センチ=トヨタ自動車アンテロープス)

<#27>林咲希(173センチ=富士通レッドウェーブ)

<#31>平下愛佳(177センチ=トヨタ自動車アンテロープス)

<#59>星杏璃(170センチ=ENEOSサンフラワーズ)


▽スモールフォワード(SF)=3人

<#11>薮未奈海(178センチ=デンソーアイリス)

<#75>東藤なな子(175センチ=トヨタ紡織サンシャインラビッツ)

<#88>赤穂ひまわり(184センチ=デンソーアイリス)


▽パワーフォワード(PF)=1人

<#99>オコエ桃仁花(182センチ=UCキャピタルズ)


▽センター(C)=2人

<#8>高田真希(185センチ=デンソーアイリス)

<#12>朝比奈あずさ(185センチ=筑波大)

元NBA選手のトレイシー・マグレディも会場にて観戦(ロイター)
元NBA選手のトレイシー・マグレディも会場にて観戦(ロイター)

ここまでの戦い

9月27日 予選リーグ 日本118-46香港

9月29日 予選リーグ 日本92-30カザフスタン

10月1日 予選リーグ 日本96-59フィリピン

10月2日 準々決勝  日本89-47インドネシア

10月3日 準決勝   日本81-58韓国

10月5日 決勝    日本72-74中国


韓国、北朝鮮下して銅メダル獲得

韓国対北朝鮮 激しくボールの奪い合いをする両チームの選手(AP)
韓国対北朝鮮 激しくボールの奪い合いをする両チームの選手(AP)