バスケットボールB1リーグの三遠ネオフェニックスが、明日7日からのアウェー川崎2連戦で今季リーグ開幕を迎える。千葉Jを2017年から天皇杯3連覇、2020-21季でリーグ初制覇に導いた大野篤史監督(46)の2季目。強固な守備から流れをもってくるチームは、来年5月5日まで全60試合を戦う。攻守や位置取り、基礎の底上げなど細かい点を突き詰めてきた指揮官は「順調にきている」と話した。
昨季は主力のけがに泣かされ続けた。「思うようにいかなかった」と大野氏。何度もチーム基盤の作り直しを余儀なくされ、結果23勝37敗。中地区8チーム中6位、リーグ24チーム中16位と沈んだ。今季、内外から得点できるオールラウンダーの201センチPFコティ・クラーク(31=前名古屋D)ら新加入5選手を迎え、チームを強化した。
先月の天皇杯には8選手で臨み、2次ラウンド初戦(99○76B2越谷)と2回戦(90○81同福岡)を連勝。連戦の3回戦は昨季東地区3位の宇都宮に75-78と惜敗したが「大会を通して攻守の戦術を共通理解し、改善がみえた」と指揮官。手ごたえをつかんだ。
今季主将でチーム2季目のPG兼SG佐々木隆成(27)も、格下相手ながら「少ない人数で2回勝ったのは自信につながった」。けが人の復帰とアジア競技大会日本代表のSG細川一輝(25)が戻ってくる今後を楽しみにする。佐々木は「強みのスピードを生かしてチームに貢献したい」。全員で指揮官の求める「速い展開のバスケ」を体現するつもり。まずは昨季からの巻き返しを図り、チャンピオンシップ進出を目指す。【倉橋徹也】


