関西の名門・同志社大がついにリーグ戦全敗を喫した。すでにリーグ最下位は確定していたが、関学大に7-48の完敗で7連敗を喫した。クラブ史上初の2部(Bリーグ)陥落は避けるべく、9日にB1位の大体大戦との入れ替え戦(天理親里)に臨む。

前半こそ伝統のジャージーは踏ん張った。関学大のトライは1本に抑え、何度もピンチを迎えたがゴールラインギリギリの攻防で必死に耐えた。宮本啓希監督は「前半はセットプレーでいい面を出して、崩れそうなところで踏ん張った。後半にいくぞという雰囲気だったが…見えない部分のプレッシャーか細かい部分のエラーがあった」と振り返った。

関学大の猛攻を耐えしのぎ、後半に攻めに転ずる下地はできていた。しかし、同志社大は勝負どころでミスを連発する。攻め込んでは反則でターンオーバーの繰り返し。逆に関学大には個人の一発突破でロングゲインを許し、トライを積み重ねられた。

FW山本敦輝主将(4年=常翔学園)は「我慢し続ける前半でしたが、後半に乗り切れなかった」と言い、「歴史、伝統のあるチーム。結果は受け入れないといけない。目の前のことをどれだけ全力でできるか。そこは(入れ替え戦でも)変わらない」と表現した。

同志社大ラグビー部の歴史上、入れ替え戦は10年度以来、同校2度目となる。宮本監督は「結果も何も変えることはできない。悔しいですが、来週は同志社を守る戦いになる」。山本主将も「プレッシャーはもちろんあります。伝統ある同志社の一員としてすべての力を出し切るだけです」と歴史と伝統を守り抜く強い決意を示した。【実藤健一】