ベルテックス静岡が、本年と今季後半戦で初白星を挙げた。今節第1戦で黒星(66-75)を喫した奈良に最終Qで逆転。75-71と辛勝し、連敗を「5」で止めた。最後でチームに流れを引き戻したSGトーマス・ブロープレー(32)は「終盤で自分たちの守備をでき、その結果(攻撃でも)自分たちの時間帯をつくれ勝利できた」と汗を拭った。
チームは第1戦から先発3選手を入れ替え、第1Qからアグレッシブな攻守を展開した。攻撃ではボールがよく回る速い展開を披露。内外から得点を重ね、52-32で折り返した。第3Q序盤でも一気に6得点で58-33。相手を25点差まで突き放した。ところが一転、守備強度を上げてきた相手に主導権を奪われた。
ずるずる失点し62-52。最終Qであっという間に62-62。ついには勝ち越され、65-69とリードを許した。ただ第1戦と同じ轍(てつ)は踏まなかった。残り5分を切って3点を奪い、同4分1秒ではブロープレーが3点シュートを成功させて会場を沸かせた。最後は4点差を死守した。
ブロープレーはこの日、3点シュート4本を含むチーム最多24得点で貢献。「自分の良さを表現でき、チームとして勝てたことが良かった」と話した。チームは西地区5位で今節を終えた。だが4~6位が14勝18敗と混戦。次節ではアウェーで東地区4位の青森と初対戦する。今季前半で見せたアグレッシブさと、最後に勝ちきるチーム力で連勝に転じたい。【倉橋徹也】


