全体首位・三遠(中地区)の勢いが止まらない! 今季最終開催の浜松ホームで西地区3位島根との2連戦目に臨み、接戦を85-82で制した。リーグでの連勝記録をクラブ史上最多「14」に更新。中盤での最大17点リードから最終クオーター(Q)で差を詰められたが、今季秋田から移籍加入したPG大浦颯太(26)の3点シュートなどで逃げ切り、クラブ史上最多入場者数更新の5093人を沸かせた。中2日の次節(7日)では同地区5位のFE名古屋と対する。

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三遠の大浦がチームの窮地を救った。第2、3Qで3度の17点リードを奪いながら、61-55で迎えた第4Q。開始14秒で大浦がジャンプして放ったショットで3点ゴールを奪い、チームを勢いづかせた。それでも相手に食らいつかれ、77-73の残り1分38秒。再び大浦がジャンプショットの3点シュート。これをリングに沈めて会場を沸かせた。

チームはラスト1分を切って3点差まで詰め寄られたが、リードを守り切って相手を下した。大浦は第4Qだけで9得点。終わってみれば11得点、5リバウンド、7アシスト、1スチールと、体を張るプレーでチームに貢献した。「難しい展開の試合だったけど、勝ち切れたのは大きい」と大浦。年末年始からPG佐々木隆成(27)とSG細川一輝(26)を相次ぎコンディション不良で欠く中、移籍1年目の大浦が守備や「ここぞ」の得点で存在感を示した。「1つ1つ成長できている」と手応えをつかみ、「(コートに)誰が出ていようと僕のやることは変わらない。精いっぱい貢献できれば」と話した。

初戦(103○71)とはうって変わり、島根に対策された。第3Qではファウル合戦となり、優位に試合を運べず点差を縮められた。59-51の場面では自チームのファウル判定に大野篤史監督(46)がビデオ確認を申し出るヘッドコーチチャレンジ(1試合1度のみ)を要求し、これを成功。指揮官もできる限りの抵抗を続けて勝利をもぎ取った。浜松開催は昨季8度で未勝利。コート上で指揮官は「今季はすべて(6度)勝利できてうれしいです」と、ファンにお礼した姿が印象的だった。