五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが、白星発進を決めた。初戦で、25年日本選手権王者のフォルティウスに延長戦の末に9-7で勝利。3大会連続出場へ、弾みをつけた。
いきなりの熱闘だった。序盤から、両者が不利な先攻で得点を奪う展開。終盤は交互に2点ずつを重ねた。ロコが後攻で迎えた延長第11エンド(E)。スキップ藤沢五月(34)がラストショットで、相手の石を2個はじき出す「ダブルテークアウト」を成功させた。
司令塔は「最後の最後は、時間をかけてでも『決まる』っていうイメージができてから投げた」と振り返った。2月の日本選手権では、同じようなショットを外して北海道銀行に敗れており、今季は練習を重ねていた。最後に難しいショットを決めて「練習しといてよかったな」とほほ笑んだ。
4年前の反省を生かした。22年北京五輪前の代表決定戦では、開幕から2連敗。その後に3連勝で五輪切符をつかみ取ったものの、スタートで出遅れていた。「第1試合がめっちゃ大事ってみんなで言ってて、負けた」。この日は勝利して両手を突き上げて喜び「4年前は私たちはカッコつけて最初負けた。もう、それはやめようと思って、全力で喜んだ」と笑顔を見せた。
五輪に向けて、ライバルから大きな1勝を挙げた。「お互いに良かったからこそのエキストラ(延長戦)だった。お互いに気持ちの入った試合だった」と感謝した。
午後1時からは、SC軽井沢クラブと対戦する。【飯岡大暉】


