プロフィギュアスケーターの高橋大輔さん(40)が手がけるアイスショー「滑走屋~第二巻」が19日、オーヴィジョンアイスアリーナ福岡で開幕した。この日から22日までの4日間、同会場で計9公演が行われる。公演初日には報道陣に向けたリハーサルを公開。高橋さんは「今回は今までのものにプラスアルファしてストーリー制がテーマ。フィギュアスケートで物語を紡いでいく形です」と、充実した表情を浮かべた。

「滑走屋」は高橋さんを始めとするスケート界をけん引するプロフィギュアスケーターや、高橋さん自身が見いだした若手スケーターたちが作り上げる新感覚エンターテインメントとして、24年2月に福岡で初開催。従来の「フィギュアスケート」のイメージを壊す、スタイリッシュで鮮烈な怒濤(どとう)のノンストップ75分のショーとして話題を集めた。今回は、新章の「第二幕」としてテーマを一新。シリーズ最多29人が出演し、「四神」をコンセプトに、より緻密で繊細に作り込まれた世界へ観客を導いていく。

初回から出演する村上佳菜子さん(31)は今回、「正義や規律に重きを置きながらも、そこに苦しさを抱える」朱雀(すざく)を演じる。「せりふや歌がない分、1人1人の表現力や表情が求められる。支え合って、素晴らしい物を皆さんにお見せできる」と笑みを浮かべた。

同じく3度目の出演で青龍を演じる青木祐奈(24)は「たくさんの個性的なスケーターがそろっているので、楽しんでいただけたら」と呼びかけた。メンバー唯一の福岡県出身の戸田晴登(20)は、昨年に続く2度目の舞台。緊張の面持ちながらも、「僕を選んでくれた大輔さんの期待に応えられるように。地元を盛り上げたい」と言葉に力を込めていた。

会場では当日券の販売も予定している。