東地区2連覇を達成した北海道イエロースターズが、リーグ最終戦で埼玉Aを3-1で下し、25勝3敗でレギュラーシーズンを終えた。2セット連取後、第3セットは奪われたが、第4セットは11点差をつけて勝利を決めた。本拠地の北ガスアリーナ札幌46で行われるプレーオフ(11、12日)で、昨年準決勝敗退の雪辱を果たし、Vリーグ制覇を目指す。

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北海道イエロースターズが10連勝でレギュラーシーズンを締めくくった。最終戦に集まった2234人の前で東地区王者としての貫禄を見せた。浜崎勇矢監督(38)は「たくさんの声援に選手たちはモチベーション高く試合に集中できた。最後4セット目はいい勝ち方ができた」とうなずいた。

第3セットで相手が勢いに乗り、迎えた第4セット。都築仁(27)の気合があふれた。開始前の円陣で声出し役を務め、1点目をアタックで決めて、流れを引き寄せた。合計でチーム最多の19得点をマーク。都築中心に攻撃で主導権を握り、終わってみれば第4セットは11点差をつけた。「リーグの最後の試合。みんなその集大成を出そうって気持ちで臨んだので、それがコートで形になってできた」と、1年間の全てをぶつけた。

4月11日のプレーオフ(PO)準決勝では西地区2位の三重と対戦する。山田滉太(28)にとっては相手の鳴海主将は、中京大時代の後輩。「対戦できるのは非常に楽しみ。僕たちのバレーボールがしっかり展開できれば、いい勝負になると思うしいい結果もついてくる」と闘志を燃やした。

昨年も地区を制してPOに臨んだが、準決勝敗退。Vリーグ制覇を達成できなかった。この日の形勢をひっくり返した展開は、約3週間後の一発勝負に生きるはずだ。指揮官は「昨年準決勝で負けるという悔しい思いをしたので、油断せず全力でチーム一丸となって戦いに行く」。ライセンス交付の判定を受けているSVリーグへの来季参戦前に、Vリーグの頂点に立って、日本の最高峰リーグに挑む。【保坂果那】