3大会連続オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(25=横浜ゴム)が、24秒89で2024年国際大会代表選考会を含めて5連覇を達成した。通算優勝回数を「9」に伸ばした。50、100メートルバタフライに続く3冠も達成した。

しかし、日本水泳連盟が定める8月のパンパシフィック選手権(米国)と9月の愛知・名古屋アジア大会の派遣標準記録もクリアできず、代表確実は50メートルバタフライのみとなった。

今大会は初日19日の100メートルバタフライで優勝も「すごく自信もある中でもタイムが出ないと、自分を信じることが怖くなってきちゃって…」と不安を口にしていた。それでも、21日の50メートルバタフライで立て直して、25秒55で派遣標準を突破した。

しかし、2年後のロサンゼルス五輪を見据え、「なんか気持ちで初めから負けちゃってる感じは自分でも分かっている。そこはどんどん直していくと言いますか、こうやって元に戻していかなきゃいけないな」と反省も口にした。

20日に中国で行われた大会の男子50メートル自由形では、パリ五輪金のキャメロン・マケボイ(オーストラリア)が20秒88の世界新記録をマーク。2009年にセザール・シエロフィリョ(ブラジル)が打ち立てた世界記録を0秒03更新した。

「いい選手のいいところをどんどんまねしながら自分に取り入れて、50メートルの自由形ももう少しタイム上げられたら」。池江もレース中のマケボイの浮き上がりとストロークピッチを参考にして臨んだという。

17年ぶりの記録更新を成し遂げた31歳のスイマーの速さは、「普通に50メートル走とかだったら遅いけど、泳いで20秒ってとんでもない記録。私でも50メートル走でも9秒かかるので、なんかすごいなと」。驚きを隠せなかった。

それでも、「やっぱり海外の選手が強い理由は、体が大きかったりとか、パワーがすごいと思うので、自分もそういうのを参考にしながら、どんどんスプリントも強くなっていきたい」。青天井の向上心をのぞかせた。