仁川アジア大会の日本代表選手団結団式が14日、都内のホテルで行われた。陸上男子マラソンに出場する川内優輝(27=埼玉県庁)は、金メダル獲得に向けて意気込んだ。

 来月3日に迫った本番に向け川内は「8月はいい状態でできていなかったが、だいぶ戻ってきた」と状態は上向きだと話した。エチオピア出身でバーレーン国籍を取得した2時間6分台の記録を持つ選手をライバルに挙げ「2度負けているので」と警戒した。昨年3月のソウル国際マラソン、今年5月のハンブルクマラソンで敗れている。

 川内は「あとは気分を上げていくだけです。目標は金メダルのみ」と勝負にこだわる姿勢を見せた。