30日の大阪国際女子マラソンでマラソン初優勝し、今夏の世界選手権(大邱=韓国)の代表入りが濃厚となった赤羽有紀子(ホクレン)が31日、大阪市内のホテルで記者会見し「まだ実感はそれほどない」と一夜明けの心境を話した。

 前日は夫の周平コーチ、長女の優苗ちゃんの家族3人で、すしを食べて祝ったという。沿道で応援したまな娘に「おめでとう」と祝福されたことを明かし、顔をほころばせた。

 今後は2月上旬からニュージーランドで合宿を行い、4月のロンドン・マラソンに出場する。2時間26分29秒で大阪を制した赤羽は「(次は)記録を狙っていこうと思う。できれば22分、23分台を出したい」と早くも意欲を口にした。