<横浜国際女子マラソン>◇20日◇横浜市山下公園発着(42・195キロ)

 尾崎好美(29=第一生命)が2時間23分56秒で優勝し、8月の世界陸上代表(韓国・大邱)に内定した。レースは終盤、尾崎、中里麗美(22=ダイハツ)、永尾薫(21=ユニバーサルエンターテインメント)、マリサ・バロス(30=ポルトガル)が先頭集団で争う展開。35キロ過ぎで永尾が脱落し、3人に絞られた。そして、残り3キロで尾崎が一気にスパート。世界陸上内定標準記録の2時間25分59秒を2分余り下回る好記録で、内定第1号となった。

 ◆優勝した尾崎の話

 優勝しか考えてなかった。結果的にいい記録が出て、世界選手権にも内定して良かった。最後(のスパート)は少し余裕をもって行けた。もう1度世界陸上でメダルを取りたい。

 【上位記録】

 1位

 尾崎好美(第一生命)

 2時間23分56秒

 2位

 中里麗美(ダイハツ)

 2時間24分29秒

 3位

 マリサ・バロス(ポルトガル)

 2時間25分4秒

 <主催>日本陸上競技連盟、朝日新聞社、日本テレビ放送網<特別後援>読売新聞社<後援>横浜市、日刊スポーツ新聞社ほか<特別協賛>武田薬品工業