<陸上:東日本実業団選手権>◇最終日◇22日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 男子走り幅跳びは猿山力也(27=モンテローザ)が7メートル92の自己2番目の記録をジャンプした。現在猿山のコーチである森長正樹氏の持つ大会記録を更新して初優勝を遂げた。4月の米国遠征で8メートル05と自身初の8メートルを跳んだが、帰国後は兵庫リレーカーニバル、ゴールデングランプリ川崎と菅井洋平(25=ミズノ)に連敗していた。その菅井とシーソーゲームを展開した末の逆転勝ち。「川崎から修正して7メートル92を跳ぶことができたので、8メートル10も行く感覚がある」と、世界陸上標準記録Bへの手応えも得た。