<別府大分毎日マラソン>◇3日◇大分市高崎山うみたまご前-大分市営陸上競技場(42・195キロ)

 “公務員ランナー”川内優輝(25=埼玉県庁)が壮絶なマッチレースを制して、優勝を飾った。

 28キロ過ぎからロンドン五輪6位の中本健太郎(30=安川電機)との一騎打ち。40キロ過ぎに仕掛けた川内が、一気に引き離して2時間8分15秒の大会新、自己ベスト更新の好記録でゴールした。川内は「苦しかったが、消極的なレースはしたくなかった。中本選手が積極的にきてくれたおかげです」。今年8月のモスクワ世界選手権の代表も、確実となった。