連続爆破テロに見舞われた4月15日のボストン・マラソンの最後の1マイル(約1・6キロ)を走るイベントが25日、ボストン市内で行われ、テロの被害者や一般のランナー約3000人が参加した。

 厳重な警備体制が敷かれる中、ランナーは米国旗を掲げるなどして走り、本番と同じ場所に設置されたゴールを切った。主催者は「ゴールを奪われた人々に、完走してもらいたかった」と話した。

 117回目の開催となったことしのボストン・マラソンはゴール付近で爆弾が2度爆発して3人が死亡し、200人以上が負傷。レースは途中で打ち切りとなった。