<千歳JAL国際マラソン>◇2日◇千歳・青葉公園発、千歳市スポーツセンター前着の42・195キロ

 陸上世界選手権モスクワ大会男子マラソン代表の川内優輝(26=埼玉県庁)が、2時間18分29秒の好タイムで優勝した。

 25年前の大会記録を1分32秒更新、2位以下に9分以上の大差を付けて圧勝した。コースの約8割が砂利とダートで、標高差が150メートル以上という難コースを克服し、世界陸上に弾みを付けた。

 5月はハーフマラソンの5レースに出場した川内は「タイムは悪くありませんでしたが、久々(4月の長野マラソン以来)のフルマラソンで、足が動いていませんでした。もう少ししっかりとしたレースをお見せしたかった」と話した。