<陸上:日本選手権兼世界選手権代表選考会>◇第2日◇8日◇東京・味の素スタジアム◇男子やり投げ

 男子やり投げで、村上幸史(33=スズキ浜松AC)が81メートル04をマークし、2年ぶり13度目の優勝を飾った。

 昨年13連覇を阻まれたディーン元気(21=早大4年)を5投目に逆転。昨年のリベンジを果たした。もっとも、本人は、この日の投てきに納得ができず「今日はなかなか修正できなかった。評価できない」と不満顔。世界で戦う自信をつけるため、世界選手権(8月10日開幕、モスクワ)前に「もう1試合しないといけないかもしれない」と「追試」を受ける考えを示した。