<陸上:高校総体近畿大会>◇第2日◇14日◇奈良・鴻ノ池陸上競技場◇男子400メートルリレーほか

 男子100メートル決勝を10秒17の大会新記録で制した桐生祥秀(よしひで、17=京都・洛南高3年)が、この日4本目のレースとなる男子400メートルリレーに、洛南高のアンカーとして出場。

 バトンを受けた時は5、6番手だったが、一気の加速で次々とライバル校をごぼう抜き。最後はフィニッシュ直前で滝川二(兵庫)を0秒04差でかわし、洛南高に17年ぶり6回目の優勝をもたらせた。「(レース前に)1位で帰ってくるとチームメートに言っていたので」と、有言実行でつかんだ勝利の余韻に浸っていた。