陸上の昨年ロンドン五輪代表で、男子短距離の飯塚翔太(22=中大4年)と、同やり投げのディーン元気(21=早大4年)が、ともに来春、ミズノトラッククラブ入りすることが決まり23日、都内で記者会見した。

 5月に男子200メートルで日本歴代3位の20秒21をマークし、8月10日開幕の世界陸上モスクワ大会でも、夢の決勝進出が期待される飯塚は「世界選手権でも使うスパイクを準備していただいた。バックアップは心強い」と話した。20秒03の日本記録を持ち、同クラブに所属する末続慎吾(33)の存在も決め手になったようだ。

 世界ジュニアのメダリスト同士による、イケメンコンビの入社会見となったが、ディーン元気については「これから2人で一緒に陸上界を盛り上げたい。ディーンが活躍しないと寂しいし、陸上界を引っ張りたい」と話した。