来年1月2、3日の第91回東京箱根間往復大学駅伝に、39年連続84回目の出場を果たす早大が24日、埼玉・所沢キャンパスで練習を公開した。

 今年は競走部の創部100周年のメモリアルイヤーで、就任10年目の渡辺康幸監督(41)が今大会を最後に勇退する、文字通り節目の年。11月の全日本は7位に終わるなど4年ぶりのV奪回には苦戦が予想されるが、5区のスペシャリストで主将の山本修平(4年)らを中心に、総合力で勝負する。

 左アキレスけん痛で前回は欠場した山本。1、2年時は5区で連続区間3位と好走し、今大会も期待される。「他校のメンバーは全く意識していません。駒沢さんが前にいたら、1分ぐらいなら4年生の意地で追いつかないといけない、と思います」と力強く話した。