陸上男子マラソン代表の川内優輝(24=埼玉県庁)がカフェイン断ちで入賞を狙う。市民ランナーの星は、無類のコーヒー好き。昨年までは「1日に、朝昼晩と必ず飲んでいました」。しかし今年2月の東京マラソンで世界選手権代表に決まって以来、「数カ月我慢している。こんなに長い間、飲まないのは初めて」と、初の大舞台にカフェイン抜きの体で万全を期す。6月の隠岐島ウルトラマラソンで熱中症にかかり病院に搬送されたが、既に回復しており「日の丸をつけて責任を実感している」。目標の入賞に向かって、公務員ランナーが心身ともにリフレッシュして、世界に挑む。