陸上の男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ京都・洛南高の桐生祥秀がエントリーしていた11日の京都市内の大会を欠場することが10日、分かった。洛南高の岩崎順一副校長が明らかにした。岩崎副校長によると故障ではなく、調整のためで、次戦について本人は18、19日に行われる京都府高校総合体育大会(西京極陸上競技場)の200メートルに出場する意向を示しているという。桐生は4月の織田記念国際で10秒01を出し、世界選手権(8月・モスクワ)の派遣設定記録を満たした。6月には世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が控えるが、出場については態度を保留している。