陸上男子100メートルで日本人初の9秒台が期待される桐生祥秀(18)が5日、埼玉・川越の東洋大陸上競技場で練習を公開した。3月1日の京都・洛南高卒業式後も米国合宿など多忙で、この日が同所で3回目の練習。今日6日に入学式を控えるため「まだ東洋大(の学生)という感じはしませんね」と笑った。日本歴代2位の10秒01の自己ベスト更新と9秒台を狙うが「10秒01は高校まで。一からのスタートを切りたい」と話した。13日の岩壁杯(男子400メートルリレー)が大学初戦で、20日の出雲陸上が100メートルの今季初戦となる。