1次リーグB組の日本は、初戦でW杯2度優勝の南アフリカに34-32で逆転勝ちした。W杯では1991年の第2回以来6大会ぶり、24年ぶりの白星。初の8強入りに向けて、歴史的勝利でスタートを切った。
日本は前半7分にFB五郎丸(ヤマハ発動機)のPGで先制。フランカーのリーチ主将(東芝)のトライなどで10-12と競り合って折り返した。後半も再三リードを許しながらも五郎丸のトライと4PGなどで食らい付き、29-32のロスタイムに途中出場のバックス、ヘスケス(サニックス)が劇的な逆転トライを決めた。
勝ち点4を挙げた日本は、23日にスコットランドとの第2戦に臨む。
ジョーンズHC「最後の結果が本当かどうか疑った」
- 南アフリカに逆転勝ちし、日の丸の旗を振って喜ぶ日本の選手たち(撮影・PIKO)
フッカー堀江「日本だけでなく、世界が認めてくれたと思う」
- 南アフリカに逆転勝ちし、喜ぶ日本の選手たち(撮影・PIKO)
SH田中「最高です。前回の分まで(思いを)果たせた」
- 南アフリカに勝利し歓喜する日本フィフティーン(撮影・PIKO)
WTB松島「(南アフリカは)自分が生まれた国で、国歌斉唱の時から面白い感じがした」
- 南アフリカに勝利し歓喜する日本フィフティーン(撮影・PIKO)
WTBヘスケス「とても大事な、大きなトライだった」
- 逆転のトライを決めるヘスケス(撮影・PIKO)
ジョーンズHC「W杯の歴史の中でも最高のゲームだと思う」
- 南アフリカに勝利し、マフィ(手前)と抱き合うジョーンズ・ヘッドコーチ(共同)
FB五郎丸「世界のファンを驚かせることができてうれしい」
- 後半29分、トライを決めるFB五郎丸(撮影・PIKO)
- 南アフリカ戦の前半、トライを決め歓喜する日本フィフティーン(撮影・PIKO)
- スタンドで日本を応援する観客ら(撮影・PIKO)
- 南アフリカ戦に出場したFB五郎丸歩(撮影・PIKO)
日比野弘氏「われわれが生きているうちに、勝てるとは思わなかった」