元TBSのフリーアナウンサー安東弘樹(57)が、ラジオNIKKEI第1で10月6日に初回放送の、山田養蜂場ノンアルツBee提供番組「判断力の源~一流になるための脳(ブレイン)ケア~」(月曜午後4時50分)に出演する。このほど都内で収録に参加し、番組の中で「原稿とか覚えられなくなっている。大学1年、高校1年の息子に言われたことを、覚えていなくなっている」と加齢による変化、衰えを自覚していると明かした。一方で、20歳から車を愛し、自動車ジャーナリストとしても活動しており「運転は脳の作業…脳に良いんだろうなと」と強調した。
番組は一流のアスリートや文化人、経営者らをゲストに迎え、自身の判断力の源や、日ごろの「ブレインケア」「肉体の老化防止」「判断力の維持」について深掘りする。安東は、インタビュアーのフリーアナウンサー谷口菜月(34)から、年齢を重ねての変化について聞かれ「脳は、確実に感じます。名前が出なくなる。たまにドラマの仕事をしますけど、原稿とか、本当に覚えられなくなっている。衰えているというのは、こういうことかなと思います」と衰えを認めた。
一方で、解消法として「意地でも思い出すように、頑張るようにして最悪、思い出せないと何かを見る。気を付けていますね」と口にした。加えて「車の運転も、認知症の可能性を減らすという。持っているだけで満足するだけでなく、年間5万キロは動く。仕事は全部、車」と運転も脳への刺激になると強調。「今日も50キロ近く運転。都内は往復100キロ。大阪へも車で移動し、マネジャーと現地合流。北海道も、仕事で来るまで1回。沖縄は無理ですけど基本、自走で」と熱く語った。マニュアル車を運転しており「クラッチを使うし、両手両足を使う。いろいろなことを考える」という。
また、車を運転するにあたり「人を、あやめる可能性がある。人の人生も自分の人生も、変える可能性がある」と唱えてから、ハンドルを握っているという。「緊張感を含め、僕の脳にとって良い作業だと思います」と運転の際、自身の脳内で、どのような作用が起きているかを、とうとうと説明した。
ドライバーとしての“終活”についても言及。「運転や車が好きなだけに、不快な人、傷つける人が出るのは避けたい。その機能が果たせなくなる日をを自分で感じないと」と口にした。その上で「自覚できればいいですけど、難しいかも知れない。家族に『危なかったら、すぐに言って』と言っています。あれ? って思ったようことが起こったら、やめようかなと」と運転をやめる基準も示した。具体的には「自分の中で、あと10年かなと…その間、濃密に向き合っていこうかなと」と、向こう10年を、運転を続ける時間の、1つの基準とした。
アナウンサーで頭、脳を使う時は? と聞かれると「圧倒的に実況ですね」と即答。50代になって、初めてレースの実況に挑戦したが「スピード感のあるものを追いかけないといけない。追いつかない。50代で始めるものじゃないと思いました。僕の実況は、なじんでいなかったので勉強しました。苦労しましたね」と振り返った。TBS時代はスポーツ実況の経験がなく「常日ごろ、なじんでいないのをやるのも、スポーツ実況。目の前の事象を表現し、これまでの成績、今季どうか、とか。洗礼を受けた」とも語った。
同世代にアドバイスは? と投げかけられると「負の感情はできるだけなくした方が、これはプラスになる。今日1日、正と負、どちらの感情が多いか…負を減らす。人への憎悪も、自分の脳は受け止める」と口にした。



