J2アルビレックス新潟は昨季と同じく5試合を残した時点で来季J1昇格の可能性が消滅した。3日、ホームで首位ジュビロ磐田戦に0-1で敗れ、今季ワーストの7位に転落した。通算17勝11分け9敗。その9敗のうち8試合が1点差負けで、複数点差で敗れたのは8月28日の水戸ホーリーホック戦(0-4)だけ。13敗のうち半分以上の7試合が2点差以上の敗戦だった昨季と比べれば、戦いに進歩は見られる。

J2新潟の点差別敗戦数
J2新潟の点差別敗戦数

ただ、接戦での「惜敗」が多かったことで、より明確になったのが決定力不足という課題。1本のシュートミスで勝ち点を逃す試合も多く、その問題が余計に目立つようになった。磐田戦でも攻撃的なスタイルを貫いたものの「今季、ずっと課題としている決定力不足がこの日も出て勝利につながらなかった」とアルベルト監督。だが、公式記録に記されたシュート数は今季最少の4本だけだった。

同点ゴールを奪えずに悔しがる新潟谷口
同点ゴールを奪えずに悔しがる新潟谷口

今季の総シュート数351本はリーグ順位と同じで7番目。最多437本のシュートを放っている磐田が首位に立つ。J1昇格圏の2位京都サンガFCが408本で3番目。決定力不足以前に、上位チームと比べてシュート自体が少なくなっている。【石川秀和】