全力で抑えにいきます! 今季、ノジステラ神奈川相模原から加入したアルビレックス新潟レディースのMF杉田亜未(31)が、19日の新潟市陸上競技場での古巣戦に向け、気合を入れた。試合前日の18日は強い雨と風が襲う中、最終調整を行った。試合当日の19日も悪天候が予想されるが、約2000人のサポーターが観戦に訪れる予定。ポゼッションの起点となる技巧派ボランチのパスワークで古巣をかく乱し、ホーム開幕戦でサポーターに勝利を届ける。
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古巣戦を前に杉田は平常心を保ちながら、心は燃えていた。「勝ちたいです。シンプルに」。悪天候の中の前日練習でも時折、笑顔を見せ、リラックスした表情で最終調整を終えた。
昨季まで主将としてノジマ相模原をけん引してきた杉田。相手のことは誰よりも熟知する。「リズム良く(パスを)回してくると思うし、勢いもある。自由にやらせないためにも、自分が止めていけたら」と気を引き締める。相手も杉田のことは知り尽くしているが、気後れはない。「こっち(新潟)に来てから、守備面でかなりバチバチいけるようになった。攻撃でも相手の勢いを取るぐらいのつもりで、リズムを作っていきたい」と古巣相手に違いを見せつけるつもりだ。
11日のINAC神戸レオネッサとの開幕戦(0-1)では、MF上尾野辺めぐみ(37)と2ボランチを組み、前半から敵陣でボール保持率を高める起点となり、ボールを失った後も、プレスバックで相手のチャンスをつぶした。あとは得点。杉田は「得点に絡みたい。自分も前線にどんどん飛び出していきたい」とゴールへの意欲を示した。
ノジマ相模原の正GK久野吹雪(33)とは伊賀FCくノ一三重時代からの仲で、今でも連絡は取り合うと言う。「遊んだりもする。試合についてはあまり話さないですけど、(ゴールを)破りたいですね」。かつての“戦友”相手にゴールを決め、チームに勝ち点3を取りにいく。【大島享也】



