マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が途中出場のイングランド代表FWラッシュフォード(22)の3得点などでライプチヒ(ドイツ)に5-0で大勝して2連勝を飾った。

1-0の後半18分から出場し、同29分にスルーパスに抜け出して右足で落ち着いて仕留めると、その4分後には巧みな足技で相手DFを振り切って2点目。さらに同ロスタイムにはペナルティーエリア内中央から右足で豪快にたたき込んだ。

マンチェスターUの選手が途中出場からハットトリックは、現監督のスールシャール氏が99年2月のイングランド・プレミアリーグ、ノッティンガム・フォレスト戦で達成して以来。「監督の指示は試合のテンポを上げるように、というものだった。攻め込んでいくスペースも空いていた。最高の結果になった」と喜んだ。スールシャール監督も「途中から試合に入って見事にやってくれた。途中出場のメンバーに期待した通りのインパクトを与えてくれた」と賛辞を贈った。

今大会通算4ゴールで得点ランク首位に浮上。子どもの貧困問題に取り組むなどの活動が評価され、今月、大英帝国勲章を授与された。22歳の背番号10はピッチ内外で存在感を放っている。