マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がFWラッシュフォードの2ゴール1アシストの活躍などで、オモニア・ニコシア(キプロス)に逆転勝ちした。

マンチェスターUは前半から怒濤(どとう)の攻めをみせた。前半だけでシュート本数で12本-3本と上回り、多くのチャンスをつくった。だがなかなかゴールが生まれず、逆に前半34分に相手の一瞬の速攻によって先制点を奪われた。

0-1で前半を折り返したマンチェスターUは、後半開始からラッシュフォードとDFショーを投入。すると、ラッシュフォードは後半8分にペナルティーエリアのすぐ外から同点の右足ミドルをたたき込んだ。

マンチェスターUは同18分にはラッシュフォードのアシストから、こちらも途中出場のマルシャルが勝ち越しゴール。さらに同39分にはFWロナウドの左からの折り返しをラッシュフォードが右足で押し込んでこの日2点目。リードを広げた。

マンチェスターUはその後、1点差に詰め寄られたが3-2で競り勝った。

ハーフタイムに選手たちにもっと走るように指示したというテンハグ監督は「我々は静かすぎた。相手の裏を取るにはもっと動かなければならない。だからハーフタイムに2人を替えた。途中出場の選手たちが素晴らしいインパクトを与えて、チームを強くしてくれた」とラッシュフォードらをたたえた。

マンチェスターUは2勝1敗の勝ち点6。3連勝のレアル・ソシエダードに次ぐ、E組2位につけている。