初優勝を目指す強豪マンチェスター・シティー(イングランド)が3-0で、同じく優勝候補のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に先勝した。前半にロドリの左足ミドルで先制すると、後半にベルナルドシルバとハーランドが加点した。ハーランドはこれでプレミアリーグの選手としては史上最多となるシーズン公式戦45点目となった。もう1試合はインテル・ミラノ(イタリア)が2-0でベンフィカ(ポルトガル)を下した。両カードの第2戦は19日に行われる。

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最後は千両役者がダメ押し弾で締めくくった。マンチェスターCが2点リードの後半31分。アルバレスの右後方からのクロスをゴール左のストーンズが頭で落とし、走り込んだハーランドが倒れ込みながら右足で押し込んだ。得点後には右コーナーへ走ってどうだと言わんばかりの表情で両膝スライディング。仲間にもみくちゃにされた。

ハーランドはこれでなんと今季公式戦45ゴール。02-03年のファンニステルロイ(マンチェスターU)、17-18年のサラー(リバプール)を上回り、プレミアリーグの選手として史上最多となった。しかも2人が44得点に52試合かかったのに対し、ハーランドはわずか39試合で記録を塗り替えた。欧州CLで決勝まで進めばあと4試合。国内リーグも9試合残っている。まだまだ記録は伸びそうだ。

またマンチェスターCは欧州CLでのホームゲームにめっぽう強く、この日で25戦負けなし(23勝2分け)。グアルディオラ監督は「このスタジアムでの我々は、今季は何か特別な力を発揮できている。流れがウチにある時は決定力が抜群だ」と選手たちをたたえた。

ただ指揮官はかつて率いた古巣Bミュンヘンの実力がこの程度のものとは思っていない。「Bミュンヘンがどれだけ優れているかは、その場にいるとよくわかる。60分間はタイトなゲームだった」と振り返り、アウェーでの第2戦へ向けて「彼らのメンタリティーやクオリティーの高さは知っている。(我々は)まだ素晴らしい試合をする必要がある」と気を引き締めた。

ハーランドはドルトムント時代も公式戦で7度、Bミュンへンと対戦。5ゴールを挙げている。マンCの3季連続欧州CL準決勝進出に向け、第2戦も同FWの出来がカギを握る。