性加害疑惑報道を受け、AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会の日本代表から離脱していたFW伊東純也(30)が6日、所属するフランス1部スタッド・ランスに合流した。他の欧州組と同様、日本ではなく直で帰仏した様子を、クラブが公式X(旧ツイッター)に投稿した。

日本代表のチームメートでもあるFW中村敬斗(23)とともに、練習復帰したとみられる姿が写真で発信された。手袋を外した左手の薬指には、しっかりと指輪がはめられている。SNS上では「今日も指輪してる」「純也さん変わらず指輪してるね」「ちゃんと奥さんへの気持ちをこうやってかたちにして…すてき」などの投稿が相次いだ。

チームから離れた後は、姿を見せていなかった。伊東の代理人を務める加藤博太郎弁護士は、心身ともに憔悴(しょうすい)し切っていたという電話口の伊東の様子を明かし、直接ドーハで会ったという日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長も「すごくやせたな、と。もともとあれ(細い)だけど、そんな気がしました」との印象を口にしていただけだった。

その中でスタッド・ランスから出てきた1枚の写真は、笑顔のショットではなかったものの、芝の上には戻ったことを報告する形となった。

伊東を巡っては、昨年6月の親善試合ペルー戦後、大阪市内のホテルで女性の同意を得ないまま性行為に及んだとして先月、女性2人から刑事告訴された。これに対して伊東側は、性加害はなかったとして虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出、受理されている。

加藤弁護士は、虚偽告訴により伊東が名誉を傷つけられたとして、損害賠償請求の民事訴訟を起こすことを日刊スポーツの取材に明言している。請求額は億単位になる見込みで、近日中に手続きに踏み切る予定という。