国際陸連が設置した不正行為の調査や告発に当たる独立監視部門「インテグリティー・ユニット」は31日、8月4日に開幕する世界選手権(ロンドン)のドーピング検査で大会前に600以上の血液検体を採取すると明らかにした。「生体パスポート」としてデータを蓄積して変化を調べる。

 持久力向上効果のあるエリスロポエチン(EPO)やステロイドを検出するため、大会期間中にはさらに600の尿検体を検査する。