サニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)が、世界選手権男子200メートルの史上最年少ファイナリストとなった。準決勝で20秒43の2着となり、日本人では03年大会で銅メダルを獲得した末続慎吾以来14年ぶりの決勝進出を果たした。

 <サニブラウン一問一答>

 -決勝進出

 サニブラウン 本当に最初の100メートルに集中して、いい感じで出られたのが良かったかな。ラスト100メートルは、若干足が流れていたところがある。

 -予選では号砲の反応が0秒221

 サニブラウン 無心で、気づいたら(号砲が)鳴っていた。あっという感じだった。

 -予選から中1日はどう過ごしたか

 サニブラウン ほとんどベッドから動いてない(笑い)。起きて、ご飯食べて寝て。ストレッチして寝て。でもそれで体が休まった。

 -疲労は

 サニブラウン 意外と日本選手権ほど疲れてない。

 -前回大会との違いは

 サニブラウン 2年前は後ろからガーと行かれて、何もできなかった。今回のタイムは15年と変わらないけど、内容的にはまだマシ。少しは成長したのかな。

 -右足の違和感は

 サニブラウン ちょっと痛いなという感じ。でも止まるまでの痛みではない。もともと違和感があったけど、100メートル準決勝でバランスを崩した時に、負担が掛かったかな。決勝は足がもげてでもゴールする。