日本陸連は27日、日本選手権(6月9~12日、大阪・ヤンマースタジアム長居)のエントリーリストを発表し、男子100メートルに自己ベスト9秒97のサニブラウン・ハキーム(23=タンブルウィードTC)が名を連ねた。

今季のサニブラウンは3月に米国の大会でシーズンインし、10秒15をマーク。4月には追い風参考ながら10秒08(追い風2・1メートル)を記録している。

男子100メートルには、元日本記録保持者の桐生祥秀(26=日本生命)や、小池祐貴(27=住友電工)、昨年の日本選手権を制した多田修平(25=住友電工)、デーデー・ブルーノ(22=セイコー)らが出場する。日本記録保持者の山縣亮太(22=セイコー)は欠場を表明していた。

世界選手権(7月、米オレゴン州)の内定をつかむには、参加標準記録(10秒05)を突破した上で日本選手権で3位以内に入ることが条件となる。