フィギュアスケート女子の浅田真央の現役引退表明について、韓国メディアは10日深夜から「悲運のフィギュアスター、浅田真央が引退宣言」「金妍児ライバル、電撃引退」などと伝えた。韓国で浅田選手は、2010年バンクーバー冬季五輪金メダリストの国民的スター、金妍児さん(引退)のライバルとして注目を集めてきた。

 フィギュアスケート女子で日本の18年平昌冬季五輪の出場枠獲得が2枠にとどまったことを受け、聯合は今月、2度の五輪で金メダルを逃した浅田が、平昌では出場も危ぶまれているとして「悲運」との見出しで詳報していた。

 聯合は10日、浅田は多くの大会で優勝を重ねたが「金妍児の壁を越えられなかった」と報道。最近は不振が続き「長く悩んだ末に、引退を現実と受け入れたようだ」と伝えた。