京産大が自慢のFWを前面に押し出し、開幕2連勝をつかんだ。

 序盤は拮抗(きっこう)した展開となったが、前半19分にフランカー上田克希(3年)が味方の突破に反応して先制トライ。同ロスタイムにはスクラムトライを奪うなど、チームの強みが際立った。大西健監督は「ラインアウト、スクラムのセットプレーを(開幕節の摂南大戦から)修正できた。自信になると思います」と振り返った。

 これで天理大と2勝0敗で頭ひとつ抜け出した。次節は22日に立命大戦(皇子山)が控える。フッカーの中川将弥主将(4年)は「勝ててホッとした。FWのセットプレーで優位に立てたけれど、モールはまだまだ。ディフェンスも修正していきたい」と関西制覇へさらなる成長を誓った。