GPデビュー戦の友野一希(19=同大)が、79・88点で6位発進した。
同じく佐藤洸彬(21=岩手大)は、75・95点で10位となった。
GP第1戦ロシア杯2位の羽生結弦(22=ANA)は、9日の前日練習中に4回転ルッツで転倒し右足首付近を負傷。一夜明け「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」が明らかとなり欠場した。
首位は90・06点でセルゲイ・ボロノフ(30=ロシア)。2位にオレクシイ・ビチェンコ(29=イスラエル)、3位にジェイソン・ブラウン(22=米国)が入った。
フリーは11日に行われる。シリーズ上位6人が12月7日開幕のGPファイナル(名古屋)に進む。
佐藤洸彬
演技構成
3A/4T+3T/FCSp/StSq/3F/CSSp/CCoSp
冒頭のトリプルアクセルは着氷。4回転-3回転は予定していた後のジャンプが2回転になった。後半の3回転フリップはどうにか耐えて着氷した。演技後はあまり表情を変えなかったが、キスアンドクライで笑顔を見せた。
- 男子SPで演技する佐藤(撮影・山崎安昭)
- 男子SPで演技する佐藤(撮影・山崎安昭)
友野一希
演技構成
4S/3F+3T/CSSp/StSq/FCSp/3A/CCoSp
冒頭の4回転サルコーは高いジャンプでうまく着氷。勢いに乗り3回転フリップ-3回転トーループも着氷。後半のトリプルアクセルも綺麗に着氷した。演技後は笑顔でガッツポーズを見せた。
- 男子SPで演技する友野(撮影・山崎安昭)
- 男子SPで演技する友野(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 演技を終えてガッツポーズする友野(撮影・山崎安昭)
<SP成績>
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | セルゲイ・ボロノフ | 90.06 |
2 | オレクシイ・ビチェンコ | 85.52 |
3 | ジェイソン・ブラウン | 85.36 |
4 | アダム・リッポン | 84.95 |
5 | キーガン・メッシング | 80.13 |
6 | 友野一希 | 79.88 |
7 | ドミトリー・アリエフ | 77.51 |
8 | デニス・バシリエフス | 76.51 |
9 | ミハエル・ブジェジナ | 76.24 |
10 | 佐藤洸彬 | 75.95 |
11 | ナム・グエン | 65.82 |
<第1グループ>
佐藤洸彬(21=岩手大)
友野一希(19=同大)
キーガン・メッシング(25=米国)
ナム・グエン(19=カナダ)
ミハエル・ブジェジナ(27=チェコ)
セルゲイ・ボロノフ(30=ロシア)
<第2グループ>
デニス・バシリエフス(18=ラトビア)
ドミトリー・アリエフ(18=ロシア)
アダム・リッポン(27=米国)
オレクシイ・ビチェンコ(29=イスラエル)
ジェイソン・ブラウン(22=米国)
【WD】羽生結弦(22=ANA)
10日・男女SP
<11:20>羽生は公式練習に姿を見せなかった。公式練習後に日本スケート連盟フィギュア部門の小林強化部長が「競技に出られるように、治療に専念している。今、言えることはそれだけです。新しい情報があれば、キチッとお話しします」と説明した。
- NHK杯初日 男子シングルの練習がはじまるも羽生はリンクに姿を見せなかった(撮影・清水貴仁)
- NHK杯初日 大会会場の大阪市中央体育館の前に設置されている羽生の看板(撮影・清水貴仁)
<13:30ごろ>羽生が欠場することをブリアンコーチが明かした。
- 羽生結弦のNHK杯欠場を明かすブリアンコーチ(撮影・清水貴仁)
- プレスセンターに張り出された羽生の診断結果(撮影・山崎安昭)
- プレスセンターに張り出された羽生のコメント(撮影・山崎安昭)
9日・前日練習
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプに失敗し転倒する羽生(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗して転倒し動けなくなる羽生(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗して転倒し動けなくなる羽生(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗して転倒し動けなくなる羽生(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗して転倒し動けなくなる羽生(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗して転倒し動けなくなる羽生(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプに失敗し転倒で動けなくなる羽生(撮影・清水貴仁)
- 大会前日、午後練習でジャンプ失敗で転倒し、再び滑り出すも顔をゆがめる羽生
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗で転倒した羽生結弦は足を気にする(撮影・清水貴仁)
- NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗で転倒した羽生はいったんリンクを出る(撮影・清水貴仁)