日本が決勝で中国を6-4で破り、4大会連続10回目の優勝を果たした。

 伊調馨(33)へのパワハラ騒動で体調不良となった栄和人強化本部長(57)が大会参加を辞退。代わって指揮をとる笹山秀雄監督(42)は「影響はある」と話していたが、選手たちは試合に集中して中国に競り勝った。

 前日の試合で左肩を痛めたリオ五輪金メダルの土性沙羅(23)は欠場したが、同じく同五輪金の川井梨紗子(23)らがポイントを重ねた。7人目に登場した65キロ級の源平彩南(21)が終了間際にポイントして劇的な6勝目をあげ、この時点で勝利を決めた。